サウンドハウス
2017. 06. 03  
現代の音楽制作では、アナログにこだわりのありすぎる人でなければ、きっと使うだろうDAW(Digital Audio Workstation)
たくさんのメーカーがたくさんのDAWソフトを作ってます。
(自分は10年前にZoomのH4についてきたCubase LEから始めました。)

今現在はStudio One Professionalを使用しています。動作が軽いのにマスタリングまで直感的にできるところが好きです。

んで、先のレコーディングではStudio One Professionalに備わっているプラグイン Open AIR を多用したところです。
簡単に言うと、リアルなリバーブおよびルームシミュレータ、です。

レコーディングマスタリングが一応終わって(音源化が諸事情で止まっています。すいません)
作業がストップするのもなんなので、同じくStudio Oneにあるプラグイン IR Maker を使ってみました。
IR Makerは上に書いてあるOpen AIRにおけるルームシミュレーションを行うためのデータ IR(Impulse Response)をStudio One内で採集しデータとして記録するプラグインです。IRについてはググってください。詳しい動作原理は大学に行って物理の波動およびデジタル信号処理の講義やゼミを受けましょう。音響工学系にいけば死にたくなるくらい教えてくれます。私は死にそうでした。

IR Makerの使用方法はプラグインのUIのヘルプを見ても英語で書いてあって、日本語で解説してるところもあまりないので、
おおざっぱに言います。

※注意※
・このプラグインはそこそこのマシンパワーを使うと思うので、それなりのスペックをもつコンピュータをお使いください。
・このプラグインを使用した場合、システム内が相当大きな音量を発生する可能性があります。
騒音源および振動源となる可能性がありますので、自宅等での使用はお控えください。
・また、過度な音量および電力を発生させるシステムで使用した場合、使用している機器が故障する可能性もあります。
大切な機器が故障しても当方では責任はもてませんので、各自自己責任で行いください。
・間違っても他人の機材(スタジオなどのレンタル品含む)を無断で使ってIRを取ろうなんて思わないでください。寸借であろうとなんだろうと人のものを勝手に使うのは窃盗ですし、それを使って作った創作物は詐欺です。自分が所有するものおよびOKをもらったものでIR Makerをご利用ください。

・間違っても他人の機材(スタジオなどのレンタル品含む)を無断で使ってIRを取ろうなんて思わないでください。寸借であろうとなんだろうと人のものを勝手に使うのは窃盗ですし、それを使って作った創作物は詐欺です。自分が所有するものおよびOKをもらったものでIR Makerをご利用ください。


では、使用方法です。
2017-06-03 (6)

1.IRをとりたいものの中で、信号を発生させるもののインプット端子とコンピュータの信号を出力する端子をつなぎます
2.IRをとりたいものの中で、信号を拾うもののアウトプット端子とコンピュータの信号を入力する端子をつなぎます。
3.コンピュータのDAW上でトラックを作り、IR MakerをインサートFXに立ち上げ、トラックを録音状態にします。(信号が1.における信号を発生させるものに出力されるように各自設定しましょう。)
※注意※ 入力レベルと出力レベルをバランスよくしないとシステムによってはハウリングが起こります。適切なレベルをシステムを壊さない程度に図りましょう
4.順当にやれば写真の左上をぽちっと押すと、0って書いてあるところの数字が変わるはずです。怒られたら頑張って英語を読めば、-30dBは必要だけど-XXdBしか出てないよ(まったく拾ってない場合は-144dBしか出てないよと出るはず。)
5.真ん中はIRをとったデータをどこに記録してなんというフォルダのなんという名前で残しますかということなので、適当に作ってください。
6.一番下は左から測定中の時間、出来上がったデータの秒数、音量の補正をするか否か、出来上がったファイルを表示するか否か、です。
時間をかけたほど高品質ですけどどこまでかければいいのかは、とりたいものからなにからケースバイケースです。音量補正も使い方次第で不要の場合もあります。
7.右下の日の丸を押すとデータ採集が始まります。
※超注意※ ここがヤマバです。初めてだとビビります。どんな機器でもでかい音がうにょーんと出るので、心の準備をして日の丸を押しましょう。システムの外から操作できるなら操作して対処したほうがいいです。

8.測定と計算に左下の時間の2倍が目安で出ますが、測定後の計算はコンピュータのスペック次第です。終わると指定した場所にファイルができてます。
9.手っ取り早くOpen AIRにできたファイルを適用します。とりたいものがリバーブやルームシミュレーションならわかりやすく反映されると思います。わかりづらいと思ったらヘッドフォンでOpen AIRを入れたり切ったりしてみましょう。おそらくわかると思います。


余談
さて、ここまでで、なんてわかりづらい教え方だと思った人もいるでしょう。
自分も意地悪なテキストかと思いますが、それでいいと思ったからです。タダで欲しいものが手に入って、それでいいものができた結果が今の世の中なんですから。
ならば、データのとり方はそこそこ伝えるけど、そこから先の苦労は当事者にしていただきたい。なのでこのように書きました。

自分としてはIR含め音楽において、かなりの苦労とコストと無駄と危険を伴って、充足するだけの自己満足を得ることができました。そこからさらに満足に至るまでまだ修行が足りないので、この記事をひとつの戒めとして残しておくこともひとつの目的でした。以上
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